2023.1.7
2023年ヤマ初め。
・・・は、厳密には元旦の初日の出ハイクでしたが、シッカリ登山としては今日が初めてということで。
例年ならホーム金時山に行きそうな感じでしたが、去年に引き続き当面我が家のメインになりそうな「登山×チャリ」で一年をスタートしよう!ということで山梨へ。
五湖台・三湖台は秋に歩こうと計画していましたが、天候と日程がマッチせず温存したままでした。もう少しすると御坂周辺も雪が降りそう。そうなるとチャリはますます厳しくなるので決行してまいりました。
山行ルート&サイクリングルート
道の駅かつやまからスタートし、羽根子山~五湖台(足和田山)~三湖台~紅葉台の先まで。五湖台・三湖台の山塊をほぼ端から端まで、ちょっとした縦走路を歩きをします。
山行ルート情報
・標準CT:3時間57分 ※休憩30分含む
・距離:8.0km
・累積標高(登り):586m
・累積標高(下り):412m
下山後は事前にデポしておいたロードバイクに乗り、西湖・河口湖の湖畔を抜けて駐車場に戻ります。
サイクリングルート情報
・走行距離:14.99km
・所要時間:59分 ※平均15km/hとして
・累積標高(登り):101m
・累積標高(下り):280m
山行目的
今年最初のシッカリ登山。安全に思いっきり楽しんできましょう。
本日の山行目的
- 未踏の五湖台・三湖台からの眺望を楽しむ!
- またまた西湖&河口湖のサイクリング満喫する!
道の駅かつやまから登山スタート
下山地点となるR139号の「紅葉台入口」バス停の近くに自転車をデポした後、登山のスタート地点となる道の駅かつやまにやってきました。
トイレや着替えを済ませた後は、すぐ隣の更地の駐車スペースに移動しました。
施設前の駐車場は出入りが多く、施設利用の方が駐車されると思うので、登山目的で駐車するのであれば隣の更地の駐車スペースに停めるのが良いかと思います。
午前9時10分、駐車場から道路を挟んで向かいの羽根子山遊歩道入口から入山。登山開始です。
開始後すぐ、羽根子山への回遊コース or 直登コースを選ぶ分岐になりますが、チビワン直登ルート所望で。
直登だけあって、ウォーミングアップにしてはなかなかの負荷です。
20分ほどで羽根子山(935m)山頂に到着です。ウォーミングアップにはうってつけでしたね。
枝の向こうに御坂主稜線となる破風山、新道峠、黒岳が見えます。今年も機会があればまた黒岳に、そしてすずらんも見てきたいですね。
反対を向くと本日最初の富士山のお目見えです。
ここには羽根子神社という神社もありました。道中の安全を祈願して、縦走路に向かいましょう。
縦走路の稜線歩きへ
ここから本格的な稜線歩きになります。といっても両側にはしっかりと樹木があり、樹木越しにしか景色が見えないため、少々モヤモヤするかもしれません。
登り基調で所々に急登もあって、なかなかに登りごたえがあります。
満を持して視界が開けた東側の眺望。中央天上山から左の三ッ峠へ。右側は杓子山や石割山ですね。
ここでも富士山バッチリです。
またしばらく歩き、地図上だと「段和山」あたりのようですが、山頂標らしきものは見つけられませんでした。
御坂山塊らしいゴツさが出てきましたね。
それにしてもすごい落ち葉の量でして。これで滑りそうになりました。
わずかですが、この辺りから少しずつ残雪を目にすることになりました。今年初の雪タッチです。
山梨百名山 五湖台
午前10時56分、五湖台に到着しました。広々とした気持ちの良さそうな山頂ですね。
五湖台は別名「足和田山(あしわだやま)」とも呼ばれており、山梨百名山にはこの足和田山という名称で登録されています。
思いっきり逆光ですが、南側に富士山。
左に大室山。右奥は手前が竜ヶ岳、その奥に雨ヶ岳、毛無山。少し前に出ると、本栖湖も見ることができました。
ちなみに五湖台というのは読んで字のごとく富士五湖を見渡せる台地ということでこの山域一帯を指すわけですが、その山頂としての五湖台が辛うじて本栖湖が見えるだけというのも少々寂しい気がしますね・・・。
特等席で今年最初の(いつも通りの)シーフードヌードル
山頂には立派な展望台(櫓?)が建てられていました、ちょっと登って見ましょうか。
まぁ2mほどの高なさなので・・・あまり変わらないかな(笑)
にぎやかな山頂でしたが、腹ごしらえも済ませたので三湖台に向かいましょう。
ゆかいな(?)稜線、東海自然
足和田山の手前あたりから、この五湖台山塊を横断する登山道は「東海自然歩道」に指定されています。
ここでは自転車(MTB)の走行もあるようで、登山道と二輪道が並走するような感じになっています。
倒木でぼよんぼよん。
わずかでも雪を見つけようものなら雪玉投げたり・・・
でっかい霜を見つけてはYouTuberっぽく見せてみたり・・・
そして走り出したくなっちゃったり。
仏の微笑ですが、このあと父に投擲してきました。
なんてことは無い登山道ですが、時間が過ぎるのもあっという間でしたね。三湖台までもう少しありますが、このあたりは本当に楽しく気持ちよく歩けましたね。
「笑っちゃうと口笛って吹けなくなるよね」を実践中・・・
ほらね(笑)
そんなこんなしているうちに、三湖台の目の前まで来ていました。
さぁ、どんな眺望が待っているかな?
圧巻の眺望!三湖台
三湖台目前。いいなぁこのビクトリーロード感!
わぉ!
かなり霞んでしまっていますが、本栖湖と初秋に登った竜ヶ岳、その背後に雨ヶ岳&毛無山。
南アルプスは赤石、悪沢、塩見から白峰三山まで!手前左のパノラマ台から稜線伝いに三方分山は昨年秋に歩いたところですね。
西湖挟んで左のポッコリ王岳から鞍部の鍵掛峠を経て雪頭ヶ岳。鬼ヶ岳は雪頭ヶ岳に隠れて見えない。。。
十二ヶ岳から黒岳への稜線。最奥部には三ッ峠。御坂の主稜線はまた歩きたいなぁ。
反対側にはここでも富士山
そして干からびた青アザラシ。
バチ当たりなことすなー
この青木ヶ原樹海の広さよ!
眺望なら五湖台より三湖台に軍配が上がりますね。
最後に白峰三山。右にちょろっとキタダケアタマダケ。
いや気持ちいいのはわかりますけどね・・・もう行くよー
三湖台を離れ、紅葉台からさらに少し下ったところに万葉の歌碑があり、「富士八景」のスポットとなっていました。
さらに歩いて午後1時38分。チャリデポ地点にゲザーン。まずは登山お疲れちゃん。
ここから第二ラウンド開始です。
西湖&河口湖ライドふたたび
ここからはチャリモードへ換装です。
下り主体のコースを引いたので、基本的に楽ちんです。
西湖による王岳&雪頭ヶ岳リフレクション。
この時間、西湖南側は五湖台・三湖台の山塊の陰になるので暗いです。加えて、路上には融雪剤が多く、帰宅後の洗車に苦労しました。。。
ガッツリとした冬用サイクリング装備ではないので寒くならないか心配でしたが、風も強くなくポカポカで気持ちのよいライドができました。
長閑な景色ですねぇ・・・。
というわけで、無事に駐車場に戻ってきました。第二ラウンドもお疲れさま!
すると、「この場所でで撮って!」とチビワン。
「・・・??」
あ、トリックアート的なやつね!?(笑)
道の駅かつやま前の小海公園。いい雰囲気だなぁ。今日も最高の一日でした。
ではいつもの温泉で暖まろうか!
振り返って
五湖台のプチ山塊は樹林帯が長く、木々の向こうにチラチラと見える御坂主稜線に焦がれました。足和田山は実は山梨百名山だったということに下山後に気付いたんですが、眺望は圧倒的に三湖台でしたかね。本当に圧巻でした。
入山前は氷点下でしたが結果的にこの日は暖かくなり、下山後のサイクリングも気持ちの良いものになりました。しかも終始雲一つない快晴で・・・。
我が家らしいアクティビティもでき、初日の出ハイクに続き幸先の良い山初めでした。今日も自然に感謝!
さて、次はどこの山に登ろうか!?
山行データ(ハイキング+サイクリング)
- 出発時刻 / 高度: 09:07 / 850m
- 到着時刻 / 高度: 14:30 / 848m
- 合計時間: 5時間22分
- 合計距離: 23.2km
- 最高点の標高: 1365
- 最低点の標高: 842m
- 累積標高(上り): 711m
- 累積標高(下り): 710m
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