2022.12.28
前回は遠征登山としての山納めとして御座山に登りましたが、今回は本当に2022年最後の登り納めです。
登り納めということでガッツリ登って一年を締めくくるということも考えたのですが、年末ギリギリはバタバタするのが恒例なので、ゆっくりのんびりと、近場の丹沢を歩いてくることにしました。
丹沢大山はチビワンにとって実に8年ぶり。3歳の時に初めて自力完歩してくれてお山でもあります。8年の成長を振り返りつつ登ってこようと思います。
山行ルート
丹沢表尾根の起点ともなるヤビツ峠からイタツミ尾根を登って大山を目指します。途中、春岳山というあまり知られていない(?)ピークにも寄ってこようと思います。
・距離:4.2km
・累積標高(登り):494m
・累積標高(下り):476m
山行目的
チビワンにとって8年ぶりの丹沢大山を、色々振り返りながらも隠れピーク探しなどを行いながらのんびり楽しんできたいと思います。
- チビワンの8年間の成長を実感する!
- イタツミ尾根の隠れピークを発見する!
- 年内最後の登山をゆっくりと満喫する!
ヤビツ峠から登山スタート
のんびり自宅を出発して、ヤビツ峠に到着したのが午前10時ごろ。年末年始休暇に入った人もいることだろうし駐車場の混み具合は読めませんでしたが、幸いにも路駐は避けられました。
ササっと準備をして午前10時24分、登山開始です。
私はソロであれば数年前にイタツミ尾根を歩いていましたが、それでもこの「ヤビツ峠レストハウス」ができる前のことでした。
ヤビツ峠は登山者だけでなくサイクリストにとっても有名なスポットなので、多くの方々に利用されていることだと思います。ここの「丹沢ロイヤルカレー」が有名ですが、機会があれば私も食べてみたいですね。
レストハウスの脇から登山道に入ると、早速丹沢らしい階段が出迎えてくれました。ガシガシ攻めていきます。
気温はやや低めでしたが、風は微風で陽ざしもしっかりしていたのでポカポカと暖かく気持ちが良かったです。
樹木の隙間から時折見える相模湾。太陽に照らされてキラキラ。
以前は崩壊したばかりの痩せ尾根でしたが、今は綺麗に整備されていましたね(感謝!)
小さなお地蔵さまたちも変わらずご健在でした。
それほど難易度のあるものではありませんが、ちょっとした鎖場があります。
8年前なら親子共々緊張を強いられたと思いますが、今ならもう大丈夫ですね。
隠れピーク、春岳山
さてしばらく登るとこちらの指示標の場所に出ます。一見分岐のようには見えませんが、ここが春岳山への分岐になります。左下の「大山コース(No.2)」を覚えておくのがよいかと。
そもそも春岳山に関する記述は一切無いですし、何より分岐路への侵入を阻害する一番の理由はこの看板じゃないかと・・・。
実際には十二号鉄塔を経由して諸戸尾根に繋がりますが、バリルートになりますし一般道としては「行き止まり」が正解かもしれないですけどね。
先ほどの分岐から尾根伝いに下り、進むことわずか3分程度で・・・
春岳山(949m)に到着です。しっかりとした山頂標もありますが、「春嶽山」とも書くようですね。
眺望は樹林帯越しに丹沢の主稜線が見れるくらいですね。
・・・というわけでアッサリと最初のミッション完了です(笑)
イタツミ尾根登山道に戻って、大山山頂を目指します。
この木道と笹、丹沢っぽさ全開です。
途中、尾根から少し逸れた展望スポットからの相模湾と箱根南部。いやぁホント今日はいい天気です♪
もう少しでイタツミ尾根も終了ですが、このルートを歩く人はとても少なく、この日もすれ違ったのは2組のみ。
阿夫利神社参道ルートの混雑度合いを考えると、本当に同じ山頂を目指しているのかというくらい静かな山歩きが楽しめます。
イタツミ尾根最奥部の展望スポットから眺める丹沢主稜線。
見事な眺望ですね。不動ノ峰あたりは積雪してるのかな?
8年ぶりの山頂へ
ここでイタツミ尾根ルートが終了し、参道ルートの25丁目に合流。山頂までは10分ほどです。
やはりここから一気に人が増えました。
ジャスト12時00分、丹沢大山(1252m)に到着です。チビワンにとって8年ぶりの大山、お疲れさま。
8年前。この時期はなかなかカメラ目線になってくれなかったんだよな・・・
時間も時間なのでランチにしたいところですが、山頂標周辺はかなり混み合っていたので、一段降りたテラスに向かいます。
霞が無ければスカイツリーも見えていたでしょうね。それでも圧巻の眺望です。
ちなみにこの場所は夜景スポットとしても最高のロケーションです。
今年もヌードル(シーフード限定)お世話になりました。飽きませんなぁ~
関東平野に向かって仁王立ち!
8年の歳月を振り返りながらの下山
下山しようと奥の院裏側に回ってみたら、丹沢主稜線の向こうに・・・ふじさーん!!
登り途中では完全に雲の中だったので、これは嬉しいですね。
(よく見るとパラグライダが2つ)
8年前のチビワン。撮影場所が微妙に違いますが・・・
(当時はレフ機2代目のEOS60Dでしたね)
逞しい後ろ姿になってくれましたね。
下山は駆け抜けるように・・・
午後1時15分、あっという間の下山でした。お疲れさま。
さて、温泉で暖まろう!
♨下山後温泉情報♨
清川村ふれあいセンター 別所の湯
大人:700円
子供:400円 ※小学生まで
※3時間までの料金です。
振り返って
あれから8年、ホント早いなぁ。
冬休みとあって平日にもかかわらず家族連れが多く(25丁目からですが)、当時のチビワンと同じくらいの子を見かけては遠い日々の風景が蘇り、イイコイイコとナデナデしたくなる衝動を抑えていました。
チビワンも来年(2023年)は6年生。アウトドアアクティビティにたくさん付き合ってくれるのもあと1年くらいかもしれません。そう思うと嬉しくも寂しくもあるのですが、何より多くの思い出を残せたことは本当に宝物ですね。
来年も楽しい一年になればと思います。
さて、次はどこの山に登ろうか!?
- 出発時刻 / 高度: 10:22 / 784m
- 到着時刻 / 高度: 13:15 / 768m
- 合計時間: 2時間52分
- 合計距離: 5.08km
- 最高点の標高: 1249m
- 最低点の標高: 641m
- 累積標高(上り): 520m
- 累積標高(下り): 512m