鬼ヶ岳~晩秋の御坂山塊、鬼狩り&紅葉狩りへ(後編)

山行記録

2020.11.1

雪頭ヶ岳を経て、ようやく本日の目的地である鬼ヶ岳に辿りくことができました。そこには360度の絶景のご褒美が待っていたのでした。そして気になっていた「鬼」の由来とは・・・?

鬼ヶ岳~晩秋の御坂山塊、鬼狩り&紅葉狩りへ(前編)

 

鬼の角、360度の大展望!

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/5.6 1/800sec ISO-320 59mm

午後12時13分、ついに鬼ヶ岳山頂(1738m)に登頂しました。お疲れさま!

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/250sec ISO-200 24mm

山頂広場はあまり広くないのでランチ中のハイカーさんの少々お邪魔をしてしまいましたが、山頂標と南アルプスをバックに撮って頂きました。ありがとうございました。私の頭モッサモサ。。。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-500 31mm

まずは南側。西湖のすぐ奥には足和田山(五湖台)、そして堂々たる富士山。手前の雪頭ヶ岳がよいアクセントになっていますね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-400 33mm

東側。手前右側は十二ヶ岳、左側は金山・節刀ヶ岳、稜線伝いに黒岳、さらにその奥(中央)には三ッ峠も。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-250 24mm

北側。甲府盆地の向こうには奥秩父の主稜線が。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-250 24mm

さらに北西側は八ヶ岳、南アルプス。見晴らしは雪頭ヶ岳以上ですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-400 24mm

そして答え合わせ。山頂広場にあるこの岩。尖った部分がまさに「鬼の角」。鬼ヶ岳の由来はこれだったのですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/800sec ISO-250 24mm

鬼狩り達成(?)の記念に。

名残惜しいですが、そろそろ下山を開始します。

 

 

下山開始~アップダウンの岩稜稜線へ

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/250sec ISO-125 35mm

さて鬼ヶ岳はこの後も気を抜くことはできません。下山は御坂山塊主稜線を王岳方面に向かって進み、鍵掛峠まで向かいます。

登山地図では「岩の小さなコブが続く」とありますが、なかなかの岩場アップダウンが続くことになります。

下山開始直後から早速ロープ場です。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/250sec ISO-100 50mm

とはいえ下山となるとやはり余裕が出るのか笑顔が多くなります。注意しながらとは言え、やはり笑顔でいてくれることの方が親としては嬉しい。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-160 57mm

ここに限らずですが、木々の背の低い道が多いんですよね・・・。そりゃ私の髪もモッサモサのトサカ頭になるわけです。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-160 41mm

のんびり行きましょう♪

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-100 24mm

ここのようにゆったりと登っては・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-125 50mm

ゆったりと下る・・・なんて場所もあるのですが、大半は岩場が中心です。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-125 24mm

chibi-1
早く温泉に入りたくなっちゃったー
shoytomo
異議な~し!同感!

疲れも出始め、さらに稜線上は吹き抜ける風も強いので、どうしても温泉が恋しくなりますね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-100 24mm

所々に残る紅葉で目を癒しながら歩きます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-100 24mm

ここにも倒木(?)が。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/1000sec ISO-320 24mm

ここからがこの稜線の核心部でしょうか。さらに大きな岩がこの後出てきます。入山前に見上げた時に目にした大きな岩はこれだったのですね。間近で見ると圧巻です。この岩は乗り越えずに左側を巻いて行きます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/1000sec ISO-100 24mm

さらに岩下り・・・慎重に・・・でも慣れてきたものです。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/800sec ISO-320 37mm

ちょっと小休止ロード。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/800sec ISO-320 39mm

chibi-1
捕まえた!
shoytomo
グッジョブ!
chibi-1
このバッタも下から登ってきたのかな?
shoytomo
うーん、どうだろうねぇ?いずれその謎を解き明かしてみてよ

正直なところ、私にも答えがわかりません。でもこういった素朴な疑問はずっと持ち続けてもらって、いつか何かの原動力になってもらえばと思わずにはいられません。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/800sec ISO-200 24mm

またまた登って・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/800sec ISO-400 24mm

ハイドレーションの吸入口を「咥えたまま」というのがなんか職人っぽい感じがしてイイそうです(笑)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/400sec ISO-320 24mm

陽が傾いて半順光となり、中腹の色合いがさらに鮮やかになりました。富士山とセットの紅葉としては今日一番の一枚です。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/10 1/400sec ISO-800 24mm

まだまだ岩場は続きます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-100 24mm

結構な落差ですが・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-100 53mm

でもなんか嬉しそう♪

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-200 24mm

そしてさらに登り・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-100 55mm

岩場好きとはいえ少々アップダウンに飽き始めてきた頃、ようやく鍵掛峠に到着です。

「峠」に「山頂」ってどうなんだろ?とか思いながら(笑)

 

 

紅葉回廊を抜けて

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-500 39mm

ようやく緊張の岩稜地帯を抜けました。あとは緩やかな下山路を下るのみです。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-500 24mm

標高を下げるごとに色鮮やかな葉が増えてきます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-400 24mm

今日は入山から終始、この文言を多く見かけました。整備してくれている方々に感謝です。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/400sec ISO-500 39mm

鮮やか♪

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-320 24mm

天気はすでに高曇りとなりましたが、鮮やかな紅葉のおかげで登山道も明るく見えます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-250 70mm

鮮やかな色彩のトンネルの下を歩きます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-400 24mm

地面にも色付いた葉が敷き詰められ、本当に暖かさを感じることができます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-1600 27mm

林道までは約1時間の距離。少々長く感じますが、紅葉を楽しみながら歩くとあっという間です。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/320sec ISO-1250 24mm

あとは消化試合のように惰性で歩けます(笑)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/6.3 1/200sec ISO-160 24mm

根場いやしの里の横を通ります。つい数日前に社会科の実習で古民家を見学したばかりなので、チビワンんも興味津々でしたが・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/200sec ISO-320 70mm

もっと興味津々だったのは梅アイス♪

気温は5度くらいで、いやしの里の観光客には寒々しく見えてたかもしれませんが、下山を終えた私たちの火照った体に染み入る美味しさでした。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/200sec ISO-200 62mm

午後2時53分、無事に駐車場に戻って来れました。お疲れさま!

さて温泉に行こう!

 

 

振り返って

距離にして8km強、累積標高差は850m程度で、数字だけ見ると決して高難度のお山ではありませんでしたが、急登あり数々の岩場ありでなかなかにボリュームのあるお山でした。

加えて今回はメスティンを使った飯ごう炊飯に、紅葉狩り、360度の絶景など、楽しさ一杯お腹イパーイな山行になりました。

今回はチビワンの登山靴を新調しましたが、靴擦れなど無く機能面でも大きな問題も無く安心しました。

久しぶりだったとはいえ、チビワンの体力が確実に上がっていることも実感でき、もはや私と同じペースでも十分歩けるのではないかと頼もしく思いました。というか私のほうがどんどん体力が落ちているような気もしますが・・・

まだまだハイシーズンは続きます。次はどんなお山に行こうか今から楽しみです。

 

山行データ

  • 出発時刻 / 高度: 08:21 / 909m
  • 到着時刻 / 高度: 14:53 / 909m
  • 合計時間: 6時間32分
  • 合計距離: 8.4km
  • 最高点の標高: 1732m
  • 最低点の標高: 909m
  • 累積標高(上り): 859m
  • 累積標高(下り): 855m

 

Reliveで山行振り返り