2020.7.31
三週に渡って箱根湯坂路(鎌倉古道)周辺の探索を行ってきましたが、それも今回で最終回となります。プライベートな理由としては7月末で小田原の仕事が一段落することということもありますが、梅雨明け目前ということもあり、夏に入ってしまうと滝や沢というのはなかなかに撮影も難しくなってきます。
翌日には梅雨明け宣言も控えていたこともあり、小雨のパラつく中、どうか大雨にはなりませんようにと祈りながら箱根に向かったのでした。
山行ルート
国道1号線沿いの宮ノ下駐車場に駐車し、堂ヶ島渓谷遊歩道を歩きます。時間に余裕があれば、豊臣秀吉が小田原攻めの際、湯船を掘って湯浴みをしたと言われている太閤石風呂にも寄ってみたいと思います。

堂ヶ島渓谷遊歩道は国有地の登山道ではなく、東電の所有地となります。
山行目的
曇天の続く梅雨の時期。眺望が望めないならそれはそれでお山の選び方があります。
本日の山行目的
- 限られた時間の中で堂ヶ島渓谷の下見をする!
- 新調した三脚の運用改善を計る!
宮ノ下駐車場より山行開始
少々寝坊して宮ノ下に着いたのが午前7時というのは痛かったのですが、それ以前に来ていたらまだ結構雨が強かったため、小雨になった頃に着いたというのは幸いでした。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-100 24mm
国道1号沿いに、大きな目印となる看板があります。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-4000 24mm
少し歩くと早速いい雰囲気です。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-1000 50mm
小さな祠がありましたが、特に説明らしい説明を見つけることはできませんでした・・・。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/6.3 1/100sec ISO-1000 24mm
このトラス橋の名は「夢想橋」。いいネーミングですね。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/16 1/4sec ISO-100 45mm
早速橋の鉄骨の間から一枚。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/20 1/5sec ISO-100 41mm
少しずれたところから緑を入れて。なるほど確かに、これが紅葉の時期ならかなりフォトジェニックな絵が期待できそうです。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-100 35mm
夢想橋を渡り切ってすぐの階段を抜けていきます。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-100 24mm
とても滑りやすかったのでご注意。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/60sec ISO-3200 41mm
ここからはもう完全に登山道ですね。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/60sec ISO-3200 41mm
まだ朝の曇り空ということもあって、なかなかにいい雰囲気です。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-6400 24mm
中には明らかに人工の水路と思われるところもありました。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-640 24mm
早川に思いっきり寄れる場所もありました。残念ながらシンデレラタイムを気にしてしまい、ここは手持ちだけでスルーさせて頂きましたが、ここも秋口には良い撮影スポットになりそうです。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-3200 41mm
遊歩道の途中からは、宮城野に抜けるルートもあります。これはつまり、明神ヶ岳や明星ヶ岳にもルートとしては繋がることを意味します。これらの山とセットでここを訪れるというのもいいですね。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/16 1/2sec ISO-100 57mm
吊り橋の手前で。結構流れが急でした。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/6.3 1/100sec ISO-1600 24mm
堂ヶ島渓谷で検索すると一番よく引っかかるのがこの吊り橋です。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-1250 24mm
めっちゃ揺れます!

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-2000 42mm
だそうです。その”制限”というのが・・・

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-2000 24mm
私レベルだったら二人でギリギリですね。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/6.3 1/160sec ISO-640 32mm
吊り橋の上からですが、とにかく揺れるので三脚あっても無意味。手持ちで撮影しました。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/14 1/4sec ISO-100 44mm
橋を渡った後に三脚で。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/14 1/4sec ISO-100 70mm
アップで。流れが急なので長時間露出にせず荒々しさを表現した方が良かったかもしれません。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/80sec ISO-5000 24mm
ここから沢沿いの遊歩道からは離れていきます。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-1600 70mm
この苔むした石階段も風情がありますね。一体どのくらい前からこの道は存在していたのでしょうか?

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-5000 70mm
ちょっと秋を先取りしたような一枚。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/100sec ISO-4000 70mm
たまちゃんズ♪

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/7.1 1/100sec ISO-100 57mm
遊歩道はほとんど山への眺望はありませんのでようやくここで見れた感じ。明星ヶ岳方面ですが、完全に雲の中ですね。

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/60sec ISO-4000 27mm
ここを登ると国道1号に戻ります。遊歩道としてはここでおしまいです。
太閤石風呂は・・・

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/125sec ISO-320 30mm
僅かに時間が余ったので、太閤石風呂に寄ってみようかと思ったのですが・・・

Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/4L IS USM f/4 1/125sec ISO-250 70mm
このあたり一帯は源泉が出ていてものすごい湯けむりで、かつすごい湿気。カメラのレンズが曇って曇って大変でした。とりあえず撮影できたのがコレだけ。これでもLightRoomでかなりかすみを除去した結果なんですけどね。。。
振り返って
ガイドなどでは「秘境」「幻の紅葉スポット」などと呼ばれているようですが、あくまで登山をしない人向けのような気がします。箱根の山奥には、もっとフォトジェニックな紅葉スポットが沢山あるのを私は知っていますので。
ただそれでも、早川の清流とともに写した紅葉はきっと綺麗だろうなということは実際に歩いてみて実感しました。今回歩いたルートが宮城野、ひいては明神・明星ヶ岳にも繋がっているということも分かったので、秋口にはこれらの山々とセットにぜひ再訪してみたいなと思いました。
山行データ
- 出発時刻 / 高度: 07:09 / 425m
- 到着時刻 / 高度: 08:11 / 419m
- 合計時間: 1時間1分
- 合計距離: 2.42km
- 最高点の標高: 464m
- 最低点の標高: 327m
- 累積標高(上り): 148m
- 累積標高(下り): 140m
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