2021.4.25
清八山からの尾根、最後の難所である露岩を抜け、三ッ峠西端の御巣鷹山にたどり着いた私たち。しばらく目にしていなかった富士山は見えるのかな?そして〝三ッ峠〟の由来とは?
清八山・三ッ峠ハイクの記録、後半です。
御巣鷹山と開けた視界。富士山は・・・?
長い長い尾根を抜け、ようやく御巣鷹山に到着しました。・・・が、相変わらず盛り上がりの無い殺風景な山頂です(笑)
本当に山名板すら無いんですよねココ。チビワンも少々お疲れ気味とあって、「なーんだ」という表情。。。
ランドマークとしては立派なんですけどね。けどまぁ、よくぞこんな場所に建てたものです。
そして富士山は・・・
うーん、残念。八合目あたりから上が雲の中に隠れてしまいました。まぁ、清八山でバッチリ拝めたからいいよね?
保護柵が気になる様子。
この看板からすると、後者の植生保護が主目的のように思えますね。
少々お疲れの様子にも見えますが・・・実際、標準CTよりも早く着けたので十分頑張ったと思います。
開運山の電波塔脇を抜けて・・・って、この後道を間違えたことに気づきました。5分程のロス。
今度こそ最後の最後、本命ゴールは目の前!
三ッ峠開運山登頂とオリジナルヌードル
ドーーーーン!
・・・というほどの感動はなかったですかね。この空模様だと。。。
それでもよく頑張りました。午前11時35分、三ッ峠開運山(1786m)登頂です。お疲れさまでした!
写真を撮ったらすぐに・・・
確かにお腹空きましたね。四季楽園まで降りてランチにしましょう。
南アルプスや八ヶ岳も雲の中に隠れてしまいましたね。清八山から拝めて良かった。
それにしてもこの階段、歩きやすくなったなぁ。
でーん!
この日のために横浜のカップヌードルミュージアムで作ったオリジナルのカップヌードル!
あのMAMMUTがコラボしたとかしなかったとか・・・。
がんばった甲斐があったね。一層美味しいヌードルだったことでしょう。
本当にうっすらなんですが、四季楽園のテラスから霞の向こうに金時山のシルエットが見えました。よく気付いたなぁ、と。お腹が満たされて視力も冴えたか!?
最後にグイっと!
いい笑顔です。生き返ったね。
食後、のんびりしながら最後の確認。
今日みたいに子供にとっては少々ロングになるようなルートでは、地図をはじめ色々なマテリアルで行程をイメージさせると、途中でダレる要素が減ると思います。
前編冒頭の鳥瞰図(参考ルート説明に使っている可視バードのビュー)や、上のような標高グラフと地図を組み合わせて、どこでどのくらいの負荷があるのか、今は全行程のどのあたりにいるのか、といったことがわかって先が予想できるので、精神的なストレスの緩和も期待できます。
さて、お腹も満たせてゆっくり休憩もできたので、休憩スペースの利用料を支払って出発しましょう。
展望ビューの絶壁と、三ッ峠の由来
「雲の中だねぇ。。。」
残念ながらこの後も天気は下り坂なので、今日はもうクッキリ富士山に出会うことはないでしょうね。
三ッ峠山荘の脇を抜け、この分岐で右に行くと金ヶ窪登山口への下山路になりますが、ちょっとここで寄り道をするために左に進みます。天上山のロープウェイ方面もこちらになります。
高低差の無いフラットな道を進むと、何やら獣道のような入口が。ここを進むと・・・
どーん!と断崖絶壁!ここが「展望ビュー」と言われる場所ですが、これはなかなかにスリリングです。
幸いにも高所耐性はあるようですね。
この場所からの開運山。ゲレンデには数名のクライマーさんたちが取り付いていました。
展望ビューからもう少し先に行くとあまり山頂らしくない山頂の木無山(1732m)に着きます。
ここの説明を読んで、三ッ峠の「三ッ」が御巣鷹山、開運山、木無山の三山を指していることを知ったチビワンでした。
下山路へ
三ッ峠の由来もわかって、ミッションコンプリート!
では元の分岐に戻って下山しましょう。そうこうしている内にパラパラと小雨が降ってきました。やはり山の上とあって予報より少し早めの降り始め。まぁここまでこれてからの降り出しでよかったです。
そういえば、私も子供の頃はどちらかというと雨は嫌いじゃなかったような。
とはいえチビワンの温度計では気温は1度。雨どころか雪になるんじゃないかとも思いましたが・・・。
ここは林道と旧登山道との分岐。前回は旧道を通りましたが今回は林道で。
雨もこれ以上強くなる様子は無く、のんびりまったりと歩いて下りました。
ゲートが見えました。見事に周回を果たしましたね。
駐車場に残っていたのは我々の車だけ!まだ午後2時過ぎなので決して遅い下山ではありませんが、今日は予報が予報だったので、他のハイカーさんたちはササッとピストンを済ませたのかな?
チビワンゴール前で小躍り。
午後2時17分、周回ルートを見事に踏破し無事に下山しました。
「ストリートデストロイヤー!」的なタッチでゴール。お疲れさまでした。
振り返って
予報が予報だったので、周回するかどうかは直前まで悩みましたが、結果的には大成功に終わり、よい山旅になりました。チビワンの記憶も断片的なものからしっかりとした記憶になってきたようで、また別のお山に対しても「またあのお山に行きたい!」となってくれれば嬉しいなと思います。
沢山のお山要素が詰まった、素晴らしい思い出になりました。
さて、次はどのお山に登ろうか!?
山行データ
- 出発時刻 / 高度: 08:14 / 1297m
- 到着時刻 / 高度: 14:17 / 1297m
- 合計時間: 6時間02分
- 合計距離: 10.14km
- 最高点の標高: 1766m
- 最低点の標高: 1296m
- 累積標高(上り): 668m
- 累積標高(下り): 667m
Reliveで山行振り返り