霧ヶ峰~蒼穹彩景、晩夏のビーナスライン(後編)

山行記録

 

2019.10.1

美ヶ原下山後さっそく車で移動し、ダブルヘッダー二座目となる霧ケ峰高原へと舞台を移しました。

霧ヶ峰は一年前に夜景を求めて登りましたが、ガスガスの中敗退し、視界数メートルの中敗退した苦い思い出があります。予報では夕方まで天気はもちそうですが、果たしてリベンジなるのでしょうか・・・・?

美ヶ原~蒼穹彩景、晩夏のビーナスライン(前編)

2019年10月2日

 

山行ルート

車山肩の駐車場から、レーダードームのある車山(霧ヶ峰山頂)に向かいます。下山は乗越を経由して湿原の中を歩き沢渡まで下り、登り返して車山肩まで戻る周回コースです。湿原の途中では一旦ルートを逸れて蝶々深山をピストンします。

 

山行目的

自身初の東海地方そして岐阜のお山。当面は登れることはないだろうなと思っていたお山に登るチャンスがやってきました。写真でしか見ることがなかった景色を眺め、あれこれやのスポットを思う存分に堪能したいと思います。

本日の山行目的

  • 1年前のリベンジ、ガスのない霧ヶ峰一帯の眺望を拝む!
  • 天然記念物指定の霧ヶ峰湿原植物群落を堪能する!

 

到着と同時にリベンジ達成!快晴の車山

美ヶ原から車で約40分。車山肩の駐車場に到着しました。前回はガスに覆われた上に日没直前ということもあって視界は全くなかったのですが、到着と同時にリベンジを確信する空模様が待ち受けていました。

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-100 24mm

この車輪のモニュメント以外は真っ白だった一年前。その先にはこんな景色があったのですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/200sec ISO-160 24mm

視界数メートルでヘッデン灯して恐る恐る歩いた道もこの通り。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-125 24mm

さらに蒼穹というオマケ付きです。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-100 24mm

車山肩方面。遠方の山々の稜線は雲の中ですが、それでも十分な眺望。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-100 24mm

とても気持ちの良い中を山頂に向かって歩きます。

 

 

山頂からの眺望

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-125 17mm

相変わらずレーダードームの存在感は大きいです。一年前、暗闇のガスの中に突如この建造物が現れたときはゾっとしたものですが・・・。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-125 17mm

雲の動きがいい具合に草原の明暗を目まぐるしく変えています。この雲のおかげで直射日光も遮られて快適でした。

写真左奥には・・・先ほどまで歩いていた美ヶ原が見えますね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/14 1/320sec ISO-320 200mm

70-200mmに換装。あちらの空模様は相変わらずのようですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-100 17mm

そして反対側(南側)に目を向けると、ドーンと八ヶ岳連峰が聳え立っています。写真左の蓼科山に雲がかぶっている以外はいずれの稜線もはっきりと見て取れます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-100 41mm

南アルプスは逆光の上に稜線上は雲に覆われているようで、主要な名峰群はほとんど目にすることができませんでした。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-100 17mm

これから歩く湿原と車山肩の方面。雲が直射日光を遮ってはくれますがあまり暗くなりすぎても困りますね・・・。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/500sec ISO-125 55mm

ここで本日二杯目ですが、淹れちゃいました。リベンジ達成とこの眺望を拝めば、このコーヒーもより一層味わい深くなるというものです!

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/1600sec ISO-160 24mm

山頂には車山神社があります。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/1600sec ISO-100 24mm

リベンジ達成の感謝と、下山までの安全をお願いして・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/320sec ISO-200 24mm

湿原に向かいます。

 

 

霧ヶ峰湿原の魅力

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/250sec ISO-100 24mm

最初の分岐。ここを左へ進むと最短で車山肩の駐車場に戻れます。私は蝶々深山(写真右奥)にも登りたいのでここは右に進みます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/400sec ISO-160 24mm

まるで尾瀬沼を歩いているような気分になれますね。木道の上を歩く感触が心地よいです。

車山周辺の湿地帯は車山湿原と呼ばれていますが、この先の八島湿原、踊場湿原とこの車山湿原の三つを合わせて「霧ヶ峰湿原植物群落」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/640sec ISO-200 17mm

振り返っても絵になる!レーダードームがわかりやすいランドマークになっていますね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/800sec ISO-400 17mm

次の分岐です。左に行くと沢渡を経由して登り返して車山肩の駐車場に向かいます。左が蝶々深山とその先の八島湿原へ至ります。八島湿原まで行くとさすがに下山が遅くなるので蝶々深山まではここからピストンすることにします。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/1250sec ISO-400 17mm

緩やかですが地味に堪える登り返し・・・ですが、景色に癒されそれほど辛さは感じませんでした。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/640sec ISO-125 17mm

蝶々深山の山頂はとても広く、まさにブロードピーク。車山のような喧騒もなく、一人貸し切り状態でした。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-125 17mm

車山とその向こうに八ヶ岳。どうやら蓼科山の雲は取れたようですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/400sec ISO-125 30mm

蝶々深山からだと車山の全貌を眺めることができます。緩やかな弧を描くような山容ですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-100 24mm

さて再度湿原に戻ります。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-100 24mm

湿原の中心部は日に照らされると金色の野に様変わり。色づき始めた葉と抜けるような蒼穹のコントラストが見事です。まさに錦繍の野。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/400sec ISO-100 24mm

ここから先は背の高い樹木が増えてくるのですが、ここからだ湿原の見どころ第二弾とも言えます。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/400sec ISO-200 24mm

踏み跡は笹に覆われて見えずらくなっていますが、ロストするほどではありません。それがまた一層手付かずの秘境感を漂わせています。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/8 1/320sec ISO-100 24mm

私の知っている、そしてイメージしていた霧ヶ峰とはだいぶ違った素晴らしさを堪能できました。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/125sec ISO-100 55mm

本格的に色づき始めているところも。いよいよ秋の到来ですね。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/800sec ISO-100 57mm

沢渡から車山肩までの最後の登り返しが堪えましたが、光のカーテンに癒され・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/16 1/400sec ISO-200 24mm

素晴らしい自然の贈り物となって私の背を押してくれました。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-100 38mm

これを越えると、車山肩はすぐそこです。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/320sec ISO-200 24mm

戻ってきました。お疲れさまでした。

 

 

美ヶ原・霧ヶ峰を彩るビーナスたち

ここで、前後編通して見つけた花々を紹介します。9月ということで最盛期は過ぎていますが、それでも足元に目を凝らせばまだまだ可憐な花々がその姿を見せてくれます。

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/320sec ISO-400 70mm

アカツメクサ(赤詰草)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-250 70mm

アザミ(薊)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-100 70mm

ハクサンフウロ(白山風露)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-1250 70mm

ホタルブクロ(蛍袋)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/7.1 1/250sec ISO-160 70mm

ヤマハハコ(山母子)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-320 70mm

ウメバチソウ(梅鉢草)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-400 70mm

ウスユキソウ(薄雪草)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/250sec ISO-1000 70mm

イブキボウフウ?

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/250sec ISO-1600 70mm

エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-640 70mm

オヤマリンドウ(御山竜胆)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/250sec ISO-160 70mm

マツムシソウ(松虫草

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/320sec ISO-640 70mm

ノコンギク(野紺菊)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/9 1/200sec ISO-1250 70mm

キリンソウ(麒麟草)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/200sec ISO-200 70mm

コウゾリナ?

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4.5 1/400sec ISO-160 70mm

トリカブト(鳥兜)

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/13 1/250sec ISO-1600 70mm

番外編。。。濡れたタンポポ(蒲公英)の綿毛

 

 

振り返って

無事にリベンジを果たせただけでなく、霧ケ峰湿原の素晴らしさというオマケ付きで堪能することができました。道中では地元の小学生と思われる集団が車山肩から湿原を経由して車山に登って行ったようで、地元の子供たちのお馴染みのイベントになっているのでしょうかね。きっと子供たちにとって良い経験になるのでしょう。

前編の美ヶ原と合わせて、この日は大した高低差はなかったものの、存分に歩けました。前日の苦行(笑)の疲れも考えたらもう十分な運動量。本当に久々のガッツリ登山でしたが、撮影にもじっくりと時間を回すことができました。

今回はマクロ機能付きの24-70mmを持っていたので、花々の撮影はほぼすべてこのマクロモードで撮影しましたが、なかなかに楽しかったです。相変わらず重量級の荷物なので、マクロでの撮影時の呼吸停止は本当に辛い(笑)。が、これで少し花のマクロ撮影にも面白みが出てきたことですし、ずっと敬遠していた「花の名前を覚える」という課題も再開してみようかなと思いました。

二日間、色々ありましたが本当に素晴らしい山旅でした。

 

 

山行データ

  • 出発時刻 / 高度: 12:42 / 1797m
  • 到着時刻 / 高度: 16:01 / 1797m
  • 合計時間: 3時間18分
  • 合計距離: 6.95km
  • 最高点の標高: 1913m
  • 最低点の標高: 1664m
  • 累積標高(上り): 325m
  • 累積標高(下り): 317m

 

Reliveで山行振り返り